どうも、もーです。
私の販売実績の中にはガチャガチャがよく入ってきます。
ガチャガチャも立派な商品として扱えるわけです。
しかも、新作であれば、高くても単価500円程度なので、そこまで値段を気にせずに仕入れられることに加え、アソートが偏るような場合や人気商品(例えば一世風靡したダンゴムシ)の場合は仕入れの何倍かで販売することができます。
また、割とあらゆるところに置いてあるため、仕入れができるようになれば、単純に幅が広がります。
ということで、今回はガチャガチャの販売方法につき、まとめてみました。
- ◾️ガチャガチャとは
- ◾️ガチャガチャの利鞘
- ◾️ガチャガチャの構成
- ◾️価格の序列について
- ◾️仕入れ基準
- ◾️仕入れ場所
- ◾️吊るしコーナーとは
- ◾️輸入ができる
- ◾️輸入のメリット
- ◾️海外正規品と国内版の違い
- ◾️まとめ
◾️ガチャガチャとは
呼び方が色々あると思います。
ガチャ、ガチャガチャ、ガチャポン、ガシャ。。。
まぁ、どの単語であっても同じものを示すと思います。カプセルに入っているあれのことです。
昔は100円ガチャなどもありましたが、今は200円から500円のガチャが多いですね。
◾️ガチャガチャの利鞘
そもそもガチャガチャを商材とするにあたって、どれくらいの利鞘を稼げるかわからないんだけど。。。という疑問があると思います。
私の経験で言うと、5000円くらいで売れるものもあると言えます。(ダンゴムシじゃなくても)
平均的には1500円から2000円で売れていくものが多い印象です。
もしかしたら平均価格がそれ以上のものもあるかもしれませんね。
ということを踏まえると、そこまで上手くやらなくても1000円以上は利鞘として稼ぐことができる商材となります。
◾️ガチャガチャの構成
普段からガチャガチャを回していないと、カプセルの中に何が入っているか覚えていないと思います。
ガチャガチャは以下のような構成です。
a.本体
b.本体を保護しているフィルム
c.ブックレット(またはミニブック)
d.カプセル
dはガチャガチャの構成に入っているだけであり、あくまで入れ物という扱いです。よって付加価値はつきません。
aからcまで揃っているほど、価値があるということになりますね。
◾️価格の序列について
先ほどのガチャガチャの構成の項番で説明をした内容を踏まえ、価値の序列についてここでは説明をいたします。
必要となるアイテムはこちら。
a.本体
b.本体を保護しているフィルム
c.ブックレット(またはミニブック)
そして、これを価値のある順に並び替えるとこちら。
1.a + b + c(フルセット)
2.a + b(内袋未開封)
3.a + c(開封品+ブックレット)
4.a(開封品)
5.c(ブックレットのみ)
一番価値がつけられる状態は、1番のフルセットで揃っている状態です。
これは新品扱いできます。
基本的には、この形を目指していくことになります。
次に2番のフィルムが剥がされていない状態です。これも開封されていない証明となりますから、新品となります。
ホビーショップでよく見るのはこの形ですかね。
続いて、3番の本体とブックレットの組合せです。後述しますが、ブックレットにも価値があるので、本体と組み合わせることで、本体単体よりも高く売れます。
続いて、4番の本体のみについては少し条件に差が出ます。それは、コレクションとして開封していたか、そうではなくて、日常的に使っていたかという違いです。
コレクションとしてであれば、汚れや傷などが付きづらいため、値段をつけることができます。
一方で、日常的に使われている場合は、汚れや傷だらけになりやすいため、アソートが少ない等の条件が重ならないと売り物になりません。
そういう意味で、注意しないといけません。
最後、5番のブックレットです。
これは、ガチャガチャとブックレットを並べて
飾ることがあるため、商品価値があるものとなります。
コレクター以外の方からすると、あまりピンとこないと思いますが、フィギュアケースにブックレットとガチャガチャを並べることで見映えが良くなります。
そのために、たかが紙1枚ですが、需要があるのです。
◾️仕入れ基準
上記で序列がわかったところで、次は仕入れの基準です。
●仕入れ対象
1.フルセット
2.内袋未開封
●状態を確認しながら仕入れ
3.開封品+ブックレット
4.開封品
特に、1と2は発売から時間が経てば経つほど
絶対数が減っていくものなので、希少性が増します。
どんなに微妙なキャラクター等でも持っているだけで増します。
私は躊躇なく仕入れています。
3と4については、汚れや傷などを確認しながら仕入れています。
汚れであれば、消しゴム等を用いて、目立たなくさせるリカバリが大体はできるので、仕入れの対象にしていますが、傷についてはリカバリができないものも多々ありますので、その場合は仕入れをしないようにしています。
◾️仕入れ場所
ガチャガチャがリリースされたタイミングとそのガチャガチャが終わったタイミングで仕入れ場所が異なります。
●ガチャガチャがリリースされる前
ガチャガチャの卸業者からロットごと購入をしておきます。
ガチャガチャを回すよりもコストが安いです。
□卸問屋の記事はこちら
●ガチャガチャがリリースされたタイミング
これは、ガチャガチャを回す ですね。
また、ガチャガチャの並びはランダムですので、最短回数でのコンプリートは中々難しく、大抵はダブりが発生します。
全種類のセットが欲しい人はダブったものをメルカリなどで処分する傾向にありますので、そこで仕入れを行なうこともできます。
●ガチャガチャの販売が終わったタイミング
この場合は、ホビーショップ、リサイクルショップの吊るしコーナーやメルカリなどで仕入れることになります。
もしくは、卸業者の在庫を回収します。
◾️吊るしコーナーとは
以下のように、商品が吊るされているコーナーのことを吊るしコーナーや吊るしと一般的には呼ばれております。
しっかりと価格設定をしているお店もたまにありますが、基本的には雑多な物としてこのコーナーに回ってきますので、緩いお店が多いです。
(そういう意味で、ガチャガチャに限らず、ここは狙い目です。)
◾️輸入ができる
え?海外にもガチャガチャってあるの?
あるんです。
実はガチャガチャは海外から輸入もできます。
ebayやタオバオで普通に販売されています。
発送元地域を見ると、中国、香港、台湾、アメリカ等ですね。
ここについてはバンダイの例を出したいと思います。
ドラゴンボール等はバンダイさんがガチャのライセンスを保有しています。
で、そのバンダイさんは海外にも関連会社を持っています。
アジア地域であれば、バンダイアジア、アメリカ地域であれば、バンダイUSです。
この関連会社にもライセンスを提供することで、ガチャガチャを販売できるんです。
(コピー品ではなく)
ですので、海外のガチャについても正規品として輸入ができるのです。
◾️輸入のメリット
でも、国内で出回っているのであれば、わざわざ輸入する必要がないのでは?
そうですね。その通りです。
ですが、実はガチャガチャの販売スケジュールは国内先行、海外後攻がほとんどです。
よって、ここに時間差が生じるので、これをうまく利用します。
国内ではもう発売終了ですが、海外では手に入るという時間差です。
これが一番のメリットと言えます。
そして、殆どの方はこんなものわざわざ輸入していません笑
ある意味せどりの基本ですね。
◾️海外正規品と国内版の違い
本体の造形は恐らく同じ型を使っているので、違いはありません。
一方でブックレットは異なります。
国内版は日本語表記ですが、海外正規品は、該当地域の言語が書かれたブックレットとなります。
これはこれで希少性が出ます。
◾️まとめ
いかがでしたか?
改めてまとめておきます。
- 仕入れ単価が低い割りに、そこそこの利鞘
- 販売パターンがシンプルであり、仕入れ方の組み合わせで、価値を上げることができる
- 国内では吊るしコーナーに置かれている
- 海外正規品の輸入が可能であり、海外正規品ならではの差別化も図ることができる
- 海外輸入している人、相当少ない
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!